老害ブログ ~BBAもあるよ~

老害、BBAに読んで頂けるようなサイトを目指してます

周囲をも苦しめる「我慢」と「忍耐」

「我慢」や「忍耐」は美徳とされていますが、僕は全然そう思いません。働いてる本人も辛いだろうし、そうする事で周囲に与える負の影響があまりにも大きいためです。


我慢や忍耐をして何かをしていると、その状況を肯定すべく自己犠牲が素晴らしいものの様に感じられてきます。「よくやってくれてる」とか言われると、報われたとか思ってしまいます。勘違いです。「我慢」や「忍耐」をしていると人に迷惑をかけます。「あいつは頑張ってたぞ」とか老害が言い出します。同僚も「あいつも我慢してるんだから・・・」等と謎の我慢大会が開催されます。最も我慢している人が偉い、あいつは辛い思いをしているんだから皆も頑張れとか皆もサポートしてやれとか、全員で無理をしよう!という謎の呼びかけもされます。誰も徳しません。


「我慢」や「忍耐」が必要な状況という事は、極めて瞬間的なものであるべきです。「我慢」や「忍耐」は常識的にあるべき範囲から逸脱しているために継続させるのは困難であり、無理をしている以上長期になった場合問題が必ず発生します。無理をするからには確りしたものであるべきという事は、物理でもそうなのですから人間においておやです。


もし貴方が「我慢」や「忍耐」をずーっとしていたら、全部が全部ではありませんが、他人も自分も不幸にしている可能性があります。