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リスクを避けたがるのにリスクマネジメントがカスな老害

老害はリスクが大嫌いで保身が大好き。結果論をあらゆるところで振り回し、常に悲観論を述べうまく行かなければ「それ見たことか」、うまく行ったら「良かった良かった」と常に安全なポジションを維持したがる。そんなことをしているから面倒くせえ老害だから相手にしないという周囲の判断を都合よく解釈して意のままに振る舞う。やつらの保身に走る姿は醜悪そのものであり、チームワークの向上をもって生産性を上げる事が強みである組織の力を大いに破壊してくれる。獅子身中の虫とでも言うべき立派な事業リスクだ。

老害は個人としてリスクが嫌いだが自分がリスクになっていることを気づいていない。老害は新しく学ぼうとすることをしない。いつも「もう僕は歳だから」とかそういった文句で逃げる。ビジネスパーソン個人としてのスキルを伸ばさないのはもうそれはそれで個人の責任なので結構だが、法に関することですらそういう態度でいるから老害老害と呼ばれるのだ。

最もわかりやすい例で言えばパワハラやセクハラだ。ようやく最近になって日本企業文化の異常さが広く認知されてきていても、未だにパワハラやセクハラは広く行われている。東証一部上場企業だろうが、コンプライアンスが云々と掲げている会社であっても関係ない。今日も元気に老害によりパワハラやセクハラは行われている。老害は経験からしか学べないので、自分がやられた事は誰か(主に目下)にやって構わないと思っており、そういう人間が会社の上層部のほとんどなので止めもしない。

たまたま今まではそれでよかったかもしれないが、そのようなハラスメント行為を行っている事は社会的に許されない事であるという認識が今後ますます進んでいったとしたら、事なかれ主義である事は最悪のリスクとなる。しかし「そんな事は今まで起きなかったしこれからも起きやしない」というおめでたい頭で老害がいる事で顕在化するまではその問題は放置され続けて行く。一例としてハラスメントを上げたが、事業に関しても同じだ。個人の『リスクマネジメント』と会社のリスクマネジメントは全く相容れないものなのだ。