老害ブログ ~BBAもあるよ~

老害、BBAに読んで頂けるようなサイトを目指してます

「3年は頑張れ」とかいう地獄アドバイス

どんなひどい会社に会社に入社しても「3年は頑張れ」とか言うアドバイスをくれる人がいますが、それは嘘です。大概そう言っている人はなんとなくそういうセリフと耳にした事があるので言っているだけです。

 

「3年頑張れ」に正しさらしい正しさはありません。唯一あるとすれば『「3年は同じ場所で働いていないと」という思い込みを一定数の人間が持っている』という事だけです。それは大きなメリットじゃないかと言われれば確かにそうですが、「3年頑張れ」を信じて頑張った結果、心身を損なったり、成長できない場所に居た方がより損失は大きいのです。

 

心を病むとその被害は今貴方が想像しているものの80倍は酷いものとなります。究極は社会復帰が困難になります。寝られなくなったり、起きられなくなったり、不安定な気分になったり、下痢をしたり、泣き出したり・・・しかも心の問題に至った場合は回復がいつになるかわからないのです。無論会社はそれに対して責任も取ってくれません。せいぜい上手く行っても小金を払ってくれるくらいです。

 

成長出来ないような思考停止作業をひたすらやらせるような会社で3年もキャリアを積むというのもこれまた悲惨です。仕事の仕方という「型」が思考停止なまま形成されてしまいます。そうすると他社でやっていけるのかは厳しいものになると思います。

 

ブラック企業で3年働いたから転職で有利に見られるというのはあると思いますが、裏を返したらそういう点を評価する企業って結局その耐性を重視してるってわけで、そんな企業って心配じゃないですか?面接での説明次第ではありますが、短期で辞めた事を「損切りしたんだね」って評価してくれる風土の会社の方が、ずるずる儲からない事業とか引きずって結局リストラ!みたいな事しない経営するんじゃないですかね?

 

病む人が増えている理由は、最近のやつはメンタルが弱いからとかじゃありません。電子メールもなかった時代の人に限って「最近の若いやつは」とかマジでいいますが、確実に仕事量は増え、昼夜の区別なく仕事は追いかけて来、国際的な競争になっているのに、会社は個人の頑張りによって解決しようとしています。

 

コンプライアンス違反や、人として終わってるような事がまかり通っているような企業に間違って入社してしまった場合は3年なんて言わず一刻も早く逃亡しましょう。逃げるという事は恥でもなんでもなく、実用的で有効的な選択肢の1つです。「逃げる」という言葉に感じるネガティブさはこの場合絶対に無視しましょう。

 

貴方が逃げずに戦うべきは人生という長い長い旅においての話であり、人生の一部に過ぎないたかが仕事で再起不能になって、人生が終わるってバカバカしくないですか?可能な限り逃げて、自分に合うところを探した方が人生を無駄にしないです。